建築士ツールボックス
ホーム

耐力壁配置・剛性率

各階の耐力壁量(x・y方向)から壁率=壁量/床面積必要壁量に対する充足率を概算し、層せん断力法による剛性率 Rs=δavgi で各階の剛性バランスを照査します。柔らかい(剛性小)下階・柱抜き階の剛性不足を検出し、壁の配置・増設の目安とします。確定は耐震計算・壁量計算・三次元解析で行ってください。

🏠各階の耐力壁量・床面積・階重量

耐震壁のx方向・y方向それぞれの壁量 Σ(壁倍率×長さ、単位 m)を入力します。床面積 A壁率=Σ/A(m/m²)を求め、各階重量 W(kN)から層せん断力を概算して剛性率 Rs を算出します(壁量の大きい階ほど剛性大・δ小)。

#階名床面積 A (m²)Σ壁量x (m)Σ壁量y (m)各階重量 W (kN)
判定条件の設定
必要壁量 req は地域・構造・階によって異なります(木造の概算値はおおむね0.15 m/m² 程度)。各階の壁量入力は壁量計算(別ツール)の結果を転記してください。
各階の壁率・充足率(x・y方向)
壁量を入力してください
📐剛性率 Rs の概算(層せん断力法)

各階のせん断力 Qi=C×ΣW(上層合計)層剛性 Ki(Σ壁量に比例)から層間変位 δi=Qi/Ki を求め、剛性率 Rs=δavg/δi を算出。Rs<rslim(0.6)となる柔らかい階を検出します。

各階の壁量・重量を入力してください
層せん断力係数 C は建築物全体の概算(木造・低層で概ね 0.2 前後)。上層ほど Q が小さく、一般に最上階は剛性率が大きめ・下階は小さくなりがち。柱抜き階・1階(ピロティ)は壁量が少なく Rs が急落するため特に要チェックです。
📋剛性率 の判定目安・参考
剛性率検定(施行令82条の2)では各層の剛性率 0.6 以上を目安とします。壁率はx・y方向の両方が必要で、一方だけ大きいとねじれ・吹抜け箇所の損傷の原因になります。配置バランスは偏心・ねじれチェック(偏心率)のツールとも併用してください。