斜面安定(円弧すべり)
切土・盛土の円弧すべりをフェレニウス法(スライス法)で概算します。すべり円をトウと天端を結ぶ円弧(半径 R 入力)で仮定し、安全率 Fs=Σ(抵抗)/Σ(駆動)を算定。粘着力 c・内部摩擦角 φ・地下水位・地震震度 Kh を考慮します。確定は地盤調査・詳細解析で行ってください。
⛰入力条件
すべり円は谷部(トウ)(0,0) と天端 (X₀,H) を通るように自動配置され(半径 R を入力)、その円弧と地表面を分割数40のスライスに区分します。各スライスの重量 W・すべり面角度 α から、駆動力 Σ(W sinα+Kh·W) と 抵抗力 Σ(c·ΔL+(W cosα−u·ΔL)tanφ) を積算して Fs を求めます。u は地下水面下の過剰間隙水圧(概略 u=γw·(z−Dw))です。Fs≥1.2(常時)/≥1.0(地震時)が目安で、これより小さい場合は斜面勾配を緩くする・水抜き・擁壁等の対策が必要です。
📊算定結果
条件を入力してください
📋目安安全率と対策の参考
すべり安定の改善は、①勾配を緩くする(切土・盛土の法勾配を緩く)②水抜き・排水(地下水位低下で間隙水圧減)③抑止工(杭・アンカー・擁壁)④土質改良・置換、が代表例です。地震時は慣性力で駆動力が増すため安全率が下がります。本概算は均質断面・概略円ですので、詳細は地盤調査に基づく安定解析で確認してください。